京都府は、2021年度当初予算案を、2月補正予算と一体的で切れ目のない14カ月予算として編成した。新規事業では1500万円を計上した「北山エリア整備推進事業」などがある。普通建設事業費は1118億2000万円(うち当初分862億7700万円、2月補正分255億4300万円)で、対前年度比2・8%(30億2400万円)増となる。
北山エリア整備推進事業では、20年度に策定した基本計画に基づき、事業スキームを検討。エリア内の主要事業としては、舞台芸術・視覚芸術拠点施設(客席500〜600席のメインホール、ギャラリーなどを備えたシアターコンプレックス)、1万席程度のメインアリーナを備えた府立大学の共同体育館、ビジターセンターやレストラン、ミュージアムショップなど複合的機能を備えた正門周辺整備などを行う府立植物園整備がある。
提供:建通新聞社