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　大野市は、２１〜２３年度の間に介護医療院１カ所（定員２９人）の整備を見込んでいる。このほど公表した「越前おおの高齢者福祉計画・第８期介護保険事業計画」の素案に盛り込まれた。
　介護医療院は、療養病床の転換先の新たな施設類型として１８年度から創設された施設で、長期にわたり療養が必要である人に、療養上の管理、看護、医学的管理の下における介護や機能訓練その他必要な医療、日常生活上の世話を行うサービス。
　大野市では、１９年度に介護医療院が１カ所（定員６人）開設され、２０年度には定員が１６人に増加した。第８期介護保険事業計画では、２３年度から利用者数の目標が４５人へと増加する。
　また同計画では、開成中学校区において認知症対応型共同生活介護（グループホーム）を１カ所（９人規模）、新たに整備する見込み。こちらは市が２１年度に事業者を公募し、２２年度に整備する予定。