小松市は4日、21年度当初予算案を内示した。一般会計は453億2000万円で、前年度との比較では1・2%減となった。特別会計や企業会計を含めた予算総額は、同0・2%減の996億2700万円となっている。3月14日告示の市長選を控えた骨格予算としての編成だが、継続の重点事業やコロナ対策費などを確保した結果、一般会計は前年度と同規模になった。主な内容は次の通り。
▽小松駅ターミナルプラン推進費 8億5410万円 小松駅東口広場整備など
▽北国街道無電柱化整備費 7700万円 無散水融雪歩道工事、道路照明設備など
▽安宅新地区土地区画整理費 9億4900万円(産業団地特別会計含む) 造成工事、道路改良工事など
▽幸八幡線整備費 1億4800万円
▽安宅公園リニューアル整備費 8000万円 多目的広場整備、排水設備など
▽小松総合体育館改修費補助金 2億9500万円(債務負担行為2億650万円含む)
▽私立認定こども園等施設整備費補助金 1億2780万円 舟見ヶ丘保育園空調工事、聖愛幼稚園改修、なかよし幼稚園耐震改修工事など
▽松東地域こども園整備費 2億7224万1000円
▽防災体制強化費 1150万円 避難所状況共有システム構築、まるごとまちごとハザードマップなど
▽小学校校舎等改修費 2億5760万円(債務負担行為8700万円含む) 日末小学校の空調復旧など
▽中学校校舎等改修費 2億2550万円(債務負担行為1億1950万円含む)
▽新幹線小松駅「こまつの美」展示費 5000万円
▽フローラルこまつ推進費 1740万円