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建設経済新聞社
2021/02/04
【京都】流域下水道事業経営審議会 経営戦略最終案を確認
京都府は２日、流域下水道事業経営審議会（会長・田中宏明京都大学大学院流域圏総合環境質研究センター長）に流域下水道事業経営戦略（最終案）を報告した。今後、経営戦略を策定し、３月に公表する予定。
経営審議会で京都府建設交通部の富山英範部長は「前回の審議会で経営戦略の中間案を提示し、その後、議会への報告、パブリックコメントの手続きを経て、今回最終案を固めた。経営戦略をまとめるにあたり、ご意見をいただきい」「もう一つの議題は、いろは呑龍トンネルの事業再評価。通常、公共事業は専門の評価委員会で再評価しているが、流域下水道事業が公営企業に移行したことから、本審議会で同様の手続きについて諮りたい」と述べた。
経営戦略は、中長期的な経営の基本計画となるもの。計画期間は令和３年度から12年度までの10年間。
計画期間中に「雨水対策」として、令和４年度までは、いろは呑龍トンネル整備等（約３８億円）に重点配分し、早期の効果発現を図る。「施設増設」では、令和12年度までは、木津川流域のＥ１系（約５０億円）、Ｅ２系（約７０億円）とその他関連施設（約５０億円）、木津川上流流域７系（約１０億円）、宮津湾流域の管渠二条化（約５億円）に重点配分し、完成に向けて推進する。「改築更新」（耐震化・耐水化含む）は、長期的に施設のリスクを悪化させないために最低限必要な額として、10年間で約５８０億円を計上する。
全体として今後10年間に必要な投資額の見通しについて、毎年概ね８２億円（令和２年度当初予算と同規模）とし、維持管理費は毎年概ね５７〜６０億円が必要と試算した。
投資・財政計画（収支計画）の資本的支出の建設改良費は、令和３年度…７８億８５５３万２０００円（うち職員給与費２億６６１８万４０００円。以下、同額）、令和４年度…７９億２５９３万２０００円、令和５年度…７９億０８５７万８０００円、令和６年度…７９億９８５６万円、令和７年度…７９億１５４６万５０００円、令和８年度…７９億２４４６万３０００円、令和９年度…７９億６１００万７０００円、令和10年度…７７億９３４３万８０００円、令和11年度…７７億３１７３万７０００円、令和12年度…７７億９９０３万９０００円。なお令和２年度当初予算は７４億１６０９万９０００円（うち職員給与費２億６２７５万２０００円）。
これを流域別にみると、桂川右岸流域セグメントの資本的支出の建設改良費は、令和３年度…１１億２０５０万９０００円（うち職員給与費１億２７６７万９０００円。以下、同額）、令和４年度…１５億６４９０万９０００円、令和５年度…１３億７４０１万９０００円、令和６年度…２３億６３８１万９０００円、令和７年度…３４億６９７６万９０００円、令和８年度…３５億６８７４万９０００円、令和９年度…４１億１２１２万９０００円、令和10年度…２９億３５４７万９０００円、令和11年度…２２億５６７５万９０００円、令和12年度…２９億９７０８万９０００円。
木津川流域セグメントの資本的支出の建設改良費は、令和３年度…４８億０１５６万１０００円（うち職員給与費１億０８７３万４０００円。以下、同額）、令和４年度…２９億８３５６万１０００円、令和５年度…３１億６２６０万７０００円、令和６年度…４２億４３３０万７０００円、令和７年度…３２億０４８４万３０００円、令和８年度…３０億０４６７万９０００円、令和９年度…２３億７５７２万５０００円、令和10年度…３６億４３７３万４０００円、令和11年度…４０億７７１１万６０００円、令和12年度…３７億４１０６万１０００円。
宮津湾流域セグメントの資本的支出の建設改良費は、令和３年度…２億９６４６万１０００円（うち職員給与費９９８万８０００円。以下、同額）、令和４年度…３億８９１９万７０００円、令和５年度…３億８６４４万３０００円、令和６年度…３億６８０７万９０００円、令和７年度…３億３６８６万１０００円、令和８年度…４億０９３９万７０００円、令和９年度…３億２６７６万１０００円、令和10年度…３億２２１７万円、令和11年度…５億０５８０万６０００円、令和12年度…５億４２５３万４０００円。
木津川上流流域の資本的支出の建設改良費は、令和３年度…８億０４８２万８０００円（うち職員給与費１９７８万２０００円。以下、同額）、令和４年度…１５億１９１７万３０００円、令和５年度…１７億９１８７万３０００円、令和６年度…１０億２３３５万５０００円、令和７年度…９億０３９９万２０００円、令和８年度…９億４１６３万７０００円、令和９年度…１１億４６３９万２０００円、令和10年度…８億９２０５万５０００円、令和11年度…８億９２０５万５０００円、令和12年度…５億１８３５万５０００円。
桂川右岸流域（雨水）の資本的支出の建設改良費は、令和３年度…８億６２１７万３０００円、令和４年度…１４億６９０９万１０００円、令和５年度…１１億９３６３万６０００円。
経営審議会で京都府建設交通部の富山英範部長は「前回の審議会で経営戦略の中間案を提示し、その後、議会への報告、パブリックコメントの手続きを経て、今回最終案を固めた。経営戦略をまとめるにあたり、ご意見をいただきい」「もう一つの議題は、いろは呑龍トンネルの事業再評価。通常、公共事業は専門の評価委員会で再評価しているが、流域下水道事業が公営企業に移行したことから、本審議会で同様の手続きについて諮りたい」と述べた。
経営戦略は、中長期的な経営の基本計画となるもの。計画期間は令和３年度から12年度までの10年間。
計画期間中に「雨水対策」として、令和４年度までは、いろは呑龍トンネル整備等（約３８億円）に重点配分し、早期の効果発現を図る。「施設増設」では、令和12年度までは、木津川流域のＥ１系（約５０億円）、Ｅ２系（約７０億円）とその他関連施設（約５０億円）、木津川上流流域７系（約１０億円）、宮津湾流域の管渠二条化（約５億円）に重点配分し、完成に向けて推進する。「改築更新」（耐震化・耐水化含む）は、長期的に施設のリスクを悪化させないために最低限必要な額として、10年間で約５８０億円を計上する。
全体として今後10年間に必要な投資額の見通しについて、毎年概ね８２億円（令和２年度当初予算と同規模）とし、維持管理費は毎年概ね５７〜６０億円が必要と試算した。
投資・財政計画（収支計画）の資本的支出の建設改良費は、令和３年度…７８億８５５３万２０００円（うち職員給与費２億６６１８万４０００円。以下、同額）、令和４年度…７９億２５９３万２０００円、令和５年度…７９億０８５７万８０００円、令和６年度…７９億９８５６万円、令和７年度…７９億１５４６万５０００円、令和８年度…７９億２４４６万３０００円、令和９年度…７９億６１００万７０００円、令和10年度…７７億９３４３万８０００円、令和11年度…７７億３１７３万７０００円、令和12年度…７７億９９０３万９０００円。なお令和２年度当初予算は７４億１６０９万９０００円（うち職員給与費２億６２７５万２０００円）。
これを流域別にみると、桂川右岸流域セグメントの資本的支出の建設改良費は、令和３年度…１１億２０５０万９０００円（うち職員給与費１億２７６７万９０００円。以下、同額）、令和４年度…１５億６４９０万９０００円、令和５年度…１３億７４０１万９０００円、令和６年度…２３億６３８１万９０００円、令和７年度…３４億６９７６万９０００円、令和８年度…３５億６８７４万９０００円、令和９年度…４１億１２１２万９０００円、令和10年度…２９億３５４７万９０００円、令和11年度…２２億５６７５万９０００円、令和12年度…２９億９７０８万９０００円。
木津川流域セグメントの資本的支出の建設改良費は、令和３年度…４８億０１５６万１０００円（うち職員給与費１億０８７３万４０００円。以下、同額）、令和４年度…２９億８３５６万１０００円、令和５年度…３１億６２６０万７０００円、令和６年度…４２億４３３０万７０００円、令和７年度…３２億０４８４万３０００円、令和８年度…３０億０４６７万９０００円、令和９年度…２３億７５７２万５０００円、令和10年度…３６億４３７３万４０００円、令和11年度…４０億７７１１万６０００円、令和12年度…３７億４１０６万１０００円。
宮津湾流域セグメントの資本的支出の建設改良費は、令和３年度…２億９６４６万１０００円（うち職員給与費９９８万８０００円。以下、同額）、令和４年度…３億８９１９万７０００円、令和５年度…３億８６４４万３０００円、令和６年度…３億６８０７万９０００円、令和７年度…３億３６８６万１０００円、令和８年度…４億０９３９万７０００円、令和９年度…３億２６７６万１０００円、令和10年度…３億２２１７万円、令和11年度…５億０５８０万６０００円、令和12年度…５億４２５３万４０００円。
木津川上流流域の資本的支出の建設改良費は、令和３年度…８億０４８２万８０００円（うち職員給与費１９７８万２０００円。以下、同額）、令和４年度…１５億１９１７万３０００円、令和５年度…１７億９１８７万３０００円、令和６年度…１０億２３３５万５０００円、令和７年度…９億０３９９万２０００円、令和８年度…９億４１６３万７０００円、令和９年度…１１億４６３９万２０００円、令和10年度…８億９２０５万５０００円、令和11年度…８億９２０５万５０００円、令和12年度…５億１８３５万５０００円。
桂川右岸流域（雨水）の資本的支出の建設改良費は、令和３年度…８億６２１７万３０００円、令和４年度…１４億６９０９万１０００円、令和５年度…１１億９３６３万６０００円。
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