国土交通省中部地方整備局は1月29日付で2020年度補正予算の事業概要を明らかにした。岐阜県内で最も配分額が高かったのは、木曽川水系木曽川上流(岐阜市一日市場地区長良川一日市場浸透対策事業他)で47億3000万円となった。配分額は、河川関係に82億4000万円、道路関係に43億1000万円、公園関係に6000万円を付けた。
整備箇所別に見ると、河川関係では、木曽川水系木曽川下流(海津市本阿弥新田地区揖斐川海津浸透対策事業他)に8億6000万円、木曽川水系木曽川上流(岐阜市一日市場地区長良川一日市場浸透対策事業他)に47億3000万円、新丸山ダムに10億円、木曽川水系砂防(中津川市本渓砂防堰堤改築他)に4億6000万円、庄内川水系砂防(土岐市一の洞第2砂防堰堤他)に2億3000万円、越美山系砂防(本巣市蛇抜谷砂防堰堤工群他)に9億6000万円を充てる。
道路関係では、国道158号中部費縦貫道路に24億円、国道475号東海環状自動車道29億円、国道19号瑞浪恵那道路(瑞浪〜恵那武並)・(恵那工区)に7億2000万円、国道41号屏風岩改良に6億円、国道41号門原防災に4億3000万円、国道156号岐阜東バイパスに3億8000万円を付けた。
この他、公園関係では、木曽三川公園(アクアワールド水郷パークセンター・大江緑道)に6000万円を充てる。
また道路関係の東海環状自動車道整備では、関〜養老間が24年度の開通を目指しており、養老〜北勢間は用地取得などが順調に進めば26年度の全線開通を見込んでいる。
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建通新聞社