清水建設(東京都中央区京橋2ノ16ノ1)など3社は、名古屋市中区の「名古屋富国生命ビル」跡地を中心に、延べ4万6000平方b規模のオフィスビルを建設する。設計・施工は清水建設が担当。10月に着工し、2024年1月に完成させる予定だ。
計画規模は鉄筋コンクリート一部鉄骨造16階建て延べ約4万6000平方b。基礎免震構造を採用する。1〜3階は完全自走式の駐車場とする。新型コロナウイルス感染症を受けたニューノーマルの働き方に対応するため、非接触技術や高機能換気システムを導入する見通し。また、環境認証の「ZEB Ready」以上の高い環境性能を備えたビルにする考えだ。既存ビルは現在、清水建設名古屋支店(名古屋市中区)が解体を進めている。
建設地は名古屋市中区丸の内1ノ16。既存ビルと、隣接している駐車場を合わせた敷地約4800平方bに建設する。3社は同地を「幹線道路・桜通に面しており、地下鉄駅からも近く、交通の便が良い」と評価している。
清水建設以外の事業者は、富国生命保険(東京都千代田区内幸町2ノ2ノ2)と清水総合開発(東京都中央区京橋2ノ13ノ11)。
提供:建通新聞社