GF(阿南市)とJR東日本エネルギー開発(東京都港区)が共同出資する槇川正木ウィンドファーム合同会社は、愛媛県愛南町と宇和島市境の山間部に風力発電所を建設する。現在、環境アセスメントなどの作業を続けており、2022年の着工、25年秋の運転開始を目指している。
出力2万5000`hの海外製風力発電施設8基と関連施設を整備する計画。アセスは4段階のうち3段階までの手続きを終えている。
GFは、旧藤埼電機(阿南市)と旧ガイアパワー(同)が19年に合併した新会社。発電施設の開発と運営は特別目的会社が担当する。
GFはこの他、東北電力(仙台市)と(仮称)稲子峠ウィンドファーム風力発電(宮城県七ヶ宿町)の共同調査に入るとともに、福島県いわき市でも昨年から風力発電の現地調査を続けている。
提供:建通新聞社