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建通新聞社四国
2021/02/02

【徳島】県 新ホール基本計画策定支援を空間創造研究所に

 徳島県は「新ホール基本計画策定支援業務」の委託先を決める公募型プロポーザルで、候補者に空間創造研究所(東京都渋谷区)を選定した。今後、速やかに基本計画の策定に移行するため契約手続きを行い、業務に着手する。
 徳島市との県市協調で進める新ホールの整備について、昨年取りまとめた整備基本方針を基に県が進める基本計画策定作業を支援する。基本方針の内容(管理運営、施設整備、整備スケジュール等)を具体化し、基本計画の策定に必要となる調査や専門的・技術的助言、資料作成・提供等を求める。諸室の機能(舞台、音響、照明、楽屋、控室等)や構成、整備手法等について必要となる調査や専門的・技術的助言、資料作成・提供等の業務支援も併せて求めることにしている。所管は未来創生文化部県民文化課。年内をめどに業務を進めていく。
 整備基本方針では、同市徳島町城内1地内の市の文化センター跡地と県立青少年センター敷地を一体的に活用して整備する。大ホールは2000〜1800席、小ホールは300〜500席と、さまざまなパターンの施設配置・構成案を策定・検討できるよう規模に幅を持たせる他、多目的スタジオ(リハーサル室)や活動室、展示スペース、エントランスやホワイエ、カフェ・レストラン等で構成する施設とし、ホールエリアの延べ床面積を約1万1000平方bとするなど概算面積を約2万平方b規模、施設本体工事費を約180億円としている。
提供:建通新聞社