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　県土整備部は１日、国道１７８号岩美道路で東浜工区の山切りなど大型工事２件の設計内容をほぼ固めた。今週末５日にも調達公告し、３月初旬に開札する。
　岩美道路には国第３次補正としてゼロ国債を含め20億円が配分。うち本庁入札（２億円以上）は３件の発注準備が進められている。
　今回、設計がまとまったのは、東側の東浜居組道路と接続する付近の山切り13万立方�b。工事費は５億円弱。
　同部は県内土木一般Ａ級２社ＪＶを対象に公告する考えだ。工期は来年３月15日まで。
　また、同道路・東浜トンネル（１１３３�b）内のコンクリート舗装工１万１０００平方�bの設計が整った。発注工種は「舗装一般」で県内業者を対象に発注する。一定の施工実績を条件に２社ＪＶで公告。制限付き一般競争入札は価格競争となりそう。工事費３億円超。工期２８５日間。
　このほか岩美道路では、今月下旬に日野谷工区のアーチカルバート工と補強土壁工を発注する。工事費４億円超。県内土木一般Ａ級２社ＪＶを対象とし、３月中旬に入札する。

　畑橋ＰＣ上部工も

　国第３次補正を受けて、県土整備部は県道大山佐摩線・畑橋上部工（大山町豊房〜今在家）の設計図書を１日までに大方まとめた。橋梁タイプは「３径間連結プレテンション方式ＰＣ中空床版橋」。橋長69・７�b、幅員７・75〜８・25�b。プレキャスト桁42本と支承工85個。工事費３億円弱。
　ＰＣ２社ＪＶを施工形態として５日にも公告し、３月初旬に開札する。日程上、技術提案評価型総合評価の適用は見送られそうだ。工期は来年３月15日まで。

日刊建設工業新聞