新潟県は1月29日、令和元年東日本台風により浸水被害が発生し、「信濃川水系緊急治水対策プロジェクト」として緊急的な治水対策が必要な信濃川の管理区間のうち、一級河川信濃川水系信濃川(津南町)で河川災害復旧等関連緊急事業が採択された、と発表した。期間は20年度から23年度の4カ年で事業費は60億円を見込む。
上流の千曲川(長野県)で実施される大規模災害関連事業及び災害復旧助成事業とあわせ、県管理区間においても築堤等を集中的に実施し、上下流のバランスを確保するとともに、浸水被害の解消を図る。
事業区間は約3・3キロ(巻下・小島・押付地区〜足滝地区)となり、築堤、護岸、樋門・樋管等を実施する計画。