岡山県美作県民局勝英地域事務所は、地方道路整備事業として国道179号大還橋西詰交差点改良を計画しており、6〜8月の発注を目指している。
国道179号と県道作東大原線が交差する大きな三差路で、吉野川に架かっている大還橋北側に橋を新設し北方面へ曲がる右折レーンを設ける。事業延長は200b。現道は上り下り2車線+歩道の幅員9bで、整備後は車線9b+歩道2・5b+路肩の計12・5bに広げる計画。現橋は橋長85・4b、幅員約8bの3径間鋼橋。付け足す橋もほぼ同延長の3径間鋼橋を考えているが、幅員は繋ぎ方で変動するため確定していない。橋台は2基で、現在設置位置を検討している。現在の張り出し式の歩道は撤去し、3車線+歩道としたい考え。2021年度からの2カ年で施工する予定で、本工事費は3億7000万円、うち2億7400万円は22年度までの債務負担行為に設定している。工事場所は美作市江見〜川北。
橋梁設計は復建調査設計岡山支社(岡山市北区)、道路設計はパシフィックコンサルタンツ岡山事務所(岡山市北区)が、それぞれ3月下旬の完了予定で担当している。
「提供:建通新聞社」