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　県は27日、新型コロナウイルス対策や公共事業を盛り込んだ一般会計２９０億１０００万円の１月補正予算案を固めた。補正後の一般会計総額は４１７６億５６００万円。29日開会（会期１日間）の１月臨時議会に提出する。
　公共事業関係は補助、交付金、国直轄事業負担金を含めて２００億円規模。農地防災では防災重点ため池の調査費に３億１７００万円を充て、県下61カ所の耐震性を調査する。農業農村整備は中山３期県営畑総に６６００万円。また、ほ場整備は補正やゼロ国債を活用して山根地区に６２００万円のほか、船岡、山上、印賀、白谷地区に２億７７００万円を投入する。
　地域高規格道路は27億４３００万円を追加し、岩美道路や倉吉関金道路などを促進。通学路安全対策は５億１５００万円で、東郷羽合線（藤津地区）など26カ所で歩道整備やカラー舗装を施工する。
　公園施設は布勢公園のテニスコート人工芝張り替えに１億１０００万円、東郷湖羽合臨海公園では遊具更新に１５００万円。
　そのほか国土調査は２億２１００万円を補正。市町が事業中の地籍調査を補助する。

日刊建設工業新聞