建設新聞社
2021/01/27
【東北・宮城】ヨドバシHDが仙台駅東口に延べ約7万6500uのヨドバシ仙台第1ビルを新築
家電量販店の「ヨドバシカメラ」を展開するヨドバシホールディングス(東京都新宿区新宿5の3の1 藤沢昭和代表取締役)は26日、仙台市宮城野区榴岡の仙台駅東口で計画している「ヨドバシ仙台第1ビル開発」について公表した。設計・施工は鹿島が担当する。
同開発事業は、2012年3月に竣工した1期工事である「ヨドバシ仙台第2ビル」に続く2期計画として検討していたもので、19年7月に仙台市で始動した「仙台都心再構築プロジェクト」や昨年9月に計画地が「特定都市再生緊急整備地域」として国の指定を受けたことで、都市開発の機運が醸成されたため具体化したもの。
建設用地は仙台市宮城野区榴岡1の2の10ほか地内の1万5430平方bで、JR仙台駅東口前に展開する同社所有敷地。
計画によると、ここにS造地下1階地上12階建て、延べ約7万6500平方bの施設を建設。内部には百貨店のほか一部オフィス、駐車場を整備する。また、「ヨドバシ仙台第2ビル」とペデストリアンデッキで接続する。
今後、行政機関などと協議を進め準備工事に着手し、23年春の竣工を予定している。
提供:建設新聞社