新庄村は、新庁舎建設に伴う実施設計の公募型指名競争入札を行い、木村建築設計事務所(岡山市北区)が1991万5000円で落札した。入札には10社が参加した。本体工は8月の発注を目指す。
新庁舎の規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ1210平方b、建築面積は714平方b。執務空間はオープンフロア形式を採用する他、待合ホールスペースにはディスプレイなどの情報装置を配し、エレベーターも設置する。雨水貯留施設を地下埋設するなど災害時の拠点となる機能も盛り込む。駐車場は一般車用他51台規模を設ける。建設地は新庄村2008ノ1で敷地面積は4718平方b。本体工の概算建設工事費は約7億円(税込、備品費や旧庁舎解体費を除く)。その他の事業費は造成工事費2000万円、事後の現庁舎解体工事費4000万円など。基本設計は佐川旭建築研究所(東京都港区)が担当した。
「提供:建通新聞社」