岐阜県教育委員会は、可茂特別支援学校(美濃加茂市牧野2007ノ1)の第2棟(特別教室)増築工事を2021年度に発注する。当初予算に工事費が確保できれば、具体的な発注時期を確定する。
可茂特別支援学校は、児童生徒数180人規模を想定して建設された。しかしその後に児童が増加し、19年5月時点で全校児童数は274人となり教室が不足している。これまで特別教室などを普通教室に転用して対応をしてきたが、これ以上の転用が困難となり、授業にも支障が出ているため新たな校舎を増築することになった。
増築する施設は、第2棟が鉄筋コンクリート造4階建て延べ約3950平方b。また付帯施設は、渡り廊下棟が鉄骨造2階建て延べ約70平方b。車庫が鉄骨造平屋約140平方b。自転車置き場が鉄骨造平屋約70平方bを建設する他、既存の屋外トイレを解体し鉄筋コンクリート造平屋約50平方bのトイレも新築する。
実施設計は建築を大幸建築設計事務所(岐阜市)が設備は工設計(岐阜市)がそれぞれ担当しており、2月26日までにまとめる。
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建通新聞社