多治見市は、文化会館を改修するため基本・実施設計を安井建築設計事務所名古屋事務所(名古屋市東区)に委託した。履行期間は2021年9月30日まで。22年の1月に工事契約し23年の成人式に間に合わせる工期を想定している。
改修内容は大ホールと小ホールともに、客席の改修と照明のLED化、音響設備の更新、古くなった内装の改修などを想定している。また大小二つのホールの天井が特定天井となっているため、対策方法などを設計で固める。
その他トイレの乾式化やオストメイトの設置、ホワイエ部分の特定天井改修、楽屋内装の改修、必要に応じて外壁の補修や防水を行う
文化会館は鉄骨鉄筋コンクリート造3階建て延べ7736平方b。大ホール小ホールの他に展示室や大会議室、音楽練習室、楽屋7部屋などがある。
今回の改修では笠原中央公民館のホールを将来的に廃止するため、ホール機能統合先である文化会館の老朽した設備の改修を行い施設の長寿命化を図る。
文化会館の所在地は十九田町2ノ8。
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建通新聞社