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北陸工業新聞社
2021/01/26

【富山】新田知事/コロナ対策、強靱化を推進/新年度予算ヒアリング

 新田八朗富山県知事は25日、21年度当初予算の知事査定をスタートさせた。初日は、厚生部を皮切りに、ヒアリングが始まった。
 新田知事は開始に先立ち、共同インタビューに応じ、「新型コロナウイルス対策が予算編成で最も重視するところ。併せて、選挙戦を通じ訴えてきた富山八策、88の具体策を実現していく」と強調。ウィズコロナ、アフターコロナ時代を見据え、「富山県の新しい社会経済産業ビジョンを策定する。予算で道筋、足掛かりをつくっていく」と述べた。
 100億円超の税収減と厳しい財政状況が見込まれるが、今年度を少し上回る予算規模を想定。2月補正予算にコロナや大雪、鳥インフルエンザの対策費を盛り込み、「県民の安全・安心を守る施策にも目配りをしていく」とした。予算要求にあたり、新成長戦略枠や民需主導特別枠などを設定。「財政健全化や将来世代の負担に十分配慮し、希望に満ちた笑顔あふれる富山県、チャンスがあり夢がかなえられる富山県を実現できるような予算にしたい」との考えを示した。
 県債については、国が防災・減災、国土強靱化5か年加速化対策を打ち出し、「県も連動して、災害の未然防止対策などを中心に着手していき、県債が増える要素はある」と説明。コロナによる経済危機を踏まえ、公共インフラの更新を前倒しし、「令和の公共インフラ・ニューディール政策を推進することにしており、県債を増やしても取り組みたい」との考えを示した。
 予算案は2月中旬にまとめ、下旬開会の県議会2月定例会に提出する。

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