京都府建設業協会京都支部青年部会(吉川貴之会長)は25日、京都市中京区の京都建設会館で2020年度臨時総会を開催。任期満了に伴う役員改選では、新会長に岡野真之氏を選任した。
臨時総会で吉川会長は「私も2年前に会長に選任されましたが、前任者の益田会長年度の会員増強に対する地道な努力が実り、着実に会員数を増やしている中、バトンを引き継ぎました。新たに多くの仲間を迎え入れることができました。青年部会としての原点に立ち返り、より自己研鑚に励み、より親睦や交流を深めようと、この2年間様々な事業に取り組んできました。全ての事業において高い出席率を達成できたことは、会員の皆様の積極的な参加意識のあらわれであり、事業の企画や運営に携わった多くの皆様の尽力の賜物と考えています。後半の1年、2020年度はコロナ禍により、色々な事業が延期や内容の変更、中止を余儀なくされました。コロナ禍という想像を超える危機やリスクと対峙する中で私たちは多くの学びや気づきを得たのではないでしょうか」と任期の2年間を振り返り、「コロナ禍の状況は年度が変わっても、今しばらく続くかもしれませんが、会員の皆様には学びや気づきを糧として、新役員とともに青年部会活動を臆することなく前向きに取り組んでほしい」とエールを送った。
来賓の三輪泰之京都府建設業協会京都支部長、中川雅勝担当副支部長が激励の言葉を寄せた。
議事では、吉川会長が議長となり議事進行。第1号議案では、副会長を「2名」から「1名以上3名以内」に変更すること、直前会長を廃止することやその他必要に応じ相談役を若干名置くことができるなどの改定を行うための会則の改定案を審議し、原案通り承認。第2号議案の2021・2022年度役員選任案を審議し、原案通り承認した。新会長には岡野真之氏を選任した。
岡野新会長は「青年部会長を務めさせていただくことになりました。青年部会は来年40周年を迎えます。先輩諸氏が大切にされてきたことは、会員相互の交流と学びの機会。そのことをしっかり継承しながら、新しい時代に向けてチャレンジをしてまいりたい」「コロナ禍で吉川会長年度も、私も役員の一人として大変苦労しました。今はコロナだから、どれだけのことができるか、そのことを心配するよりも、どれだけのことにチャレンジできるかということが大切になってくる」「諸先輩方のご支援、お知恵をいただきながら、青年部会らしい若い推進力を大切にしながら、前向きにチャレンジを続けてまいりたい」と決意を述べた。
益田功治監事は「青年部会だからできることをやっていこうという新会長の強い意志、思いを感じました。役員案を見ても例年に比べ新しい顔ぶれがたくさん見られます。次年度は受け継がれてきた伝統を守りつつ、新しい時代に合った青年部会らしい運営がされることが期待されます」「岡野新会長には今まで培ってきた経験を存分に発揮していただき、岡野新会長を軸として会員の皆様とともに全員で青年部会を盛り上げてほしい」と講評を述べた。
2021・2022年度京都府建設業協会京都支部青年部会役員は次の通り(敬称略)。
▽会長=岡野真之(渇ェ野組)
▽副会長=稲村崇(活村工務店)、福本凡人(轄rヒ工務店)、水野祥司(水野建設梶j
▽理事=井上健吾(平安建設工業梶j、四手井康紀(樺キ村組)、古川亮太郎(樺藏)、前田恵一(椛O田英工務店)、村井祥宏(椛コ井建設)、山下徹(山下建設梶j
▽監事=益田功治(渇v田組)、末松正博(竃柾シ工務店)
▽相談役=吉川貴之(葛g川組)