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建設経済新聞社
2021/01/25

【京都】(仮称)島屋京都店増築計画 熊谷組の施工で3月着工予定

 島屋グループの東神開発梶i代表取締役社長倉本真祐氏、東京都世田谷区玉川3丁目17−1)は、京都市下京区の「(仮称)島屋京都店増築計画」(島屋北館新築工事)について、施工を熊谷組関西支店(大阪市西区・06−6225−2450)に決め、3月初め頃に着工する予定。完成は令和5年7月末頃。
 計画では、京都市下京区四条通寺町東入二丁目御旅町33他の敷地2万0703・09uに、商業施設を増築する。計画部分はS造・RC造地下2階地上7階建、延1万0456・40u(建築面積837・28u)。建築物の高さは30・560m(塔屋を含む高さは31・190m)。
 設計はプランテック総合計画事務所(東京都千代田区・03−3237−6857)。

 島屋京都店増築計画を巡っては、令和元年12月開催の京都市景観審査会に諮られ、高度地区計画書の許可による特例の規定に基づいて許可することを了承された。
 景観審の主な審議内容によると、増築部分は既存建物と高さを合わせるとともに、31mスカイラインにおける水平照明を連続させ、既存建物と調和のとれたファサードとする。既存建物と色味を統一した石調塗装パネルを採用。カーテンウォール構造を全面に使用し、透明感のあるガラスファサードとする。館内には地下道と地上をつなぐエレベーター、エスカレーターの設置により、バリアフリー化を図る。