沼津市は、水道事業経営戦略(案)を作成した。1月26日までパブリックコメントを実施し、本年度末に策定する。計画期間は2021〜30年度の10年間とし、水道施設の更新の事業費は217億7478万円(管路177億3852万円、水源施設40億3626万円)を見込んでいる。
水道施設の耐震化では、10年間の事業費は43億5487万円(管路34億9987万円、水道施設8億5500万円)を見込む。
20年3月末現在の管路の現状は、管路総延長約1068`のうち、法定耐用年数を超えた管路は約334`で、全体の31・3%を占める。
設備機器の現状は、機器数655設備のうち、法定耐用年数を経過した設備は62設備で、健全化率は90・5%となっている。
配水池については、43池(6万5775立方b)のうち、耐震補強している配水池は21池(5万0125立方b)で、耐震化率は76・2%となっている。
提供:建通新聞社
(2021/1/22)
建通新聞社 静岡支社