神奈川県は、津久井やまゆり園鎮魂のモニュメントの設計をまとめた。「空とつながる水鏡」をテーマに、水鏡や献花台などを配したデザインとなっている。2月から7月にかけて整備を実施する予定。
設計業務はプロポーザルにより選定したスタジオ・ゲンクマガイ(横浜市中区)が担当。「鎮魂」「後世へのメッセージ」「誓い」をコンセプトとし、設計をとりまとめた。水鏡、献花台、誓いの文章を記した碑、県産石材(本小松石)を活用したベンチを配置するとしている。
鎮魂のモニュメントは、事件を風化させないために整備するもの。8月の供用開始に向けて再整備が進む、津久井やまゆり園(相模原市緑区千木良476)管理棟前の広場に設置する。
提供:建通新聞社