丸亀市は、丸亀競走場南電気室と選手管理棟の基本実施設計を梓設計関西支社(大阪市北区)に委託した。履行期間は2022年9月30日まで。南電気室や選手管理棟新築の他、旧南電気室と客用自転車置き場解体の設計を行う。
今後の整備では、まず、特別観覧施設ROKUまるがめを解体する。規模は鉄骨造2階建て延べ650平方b。解体設計は原田設計(丸亀市)が担当した。
その跡地に南電気室を新築する。規模は鉄骨造2階建て延べ約600平方b。想定では1階は電気室、2階は記者室や会議室に使用できるスペースを確保する。ROKUまるがめ解体と南電気室新築は21年度の着工を目指す。
時期は検討中だが、新南電気室供用開始後、既存を解体する。規模は補強コンクリートブロック造平屋117平方b。
旧南電気室解体と同時期に南第1駐車場西側にある客用自転車置き場を解体する。規模は鉄骨造平屋1201平方b。
新築した南電気室の南側周辺に選手管理棟を新築する。規模は鉄骨造2階建て延べ約2000平方bを見込んでいる。
今後の丸亀競走場選手管理棟他整備の一環として整備する施設は、移転後に解体する既存選手管理棟の他、整備棟の改築がある。設計委託や工事時期を今後、検討していく。
解体する既存選手管理棟は鉄筋コンクリート造2階建て延べ1344平方b。
整備棟は鉄骨造平屋1676平方bで艇庫、装着場、エンジン格納庫などで構成している。新施設の規模などは今後検討していく。プレハブ仮設を建て移転し、既存を解体、跡地に新施設を建設する予定だ。
所在地は富士見町4。
提供:建通新聞社