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滋賀産業新聞
2021/01/20

【滋賀】近江八幡市立総合医療センター 管理棟の増築など

 近江八幡市立総合医療センターは、管理棟増築及び内部改修工事を計画しており、新年度早々に一般競争入札で業者選定を行う方針だ。
 現在、新年度当初予算に事業費を要求しているところで、おおよそ予算措置できる見通しから新年度早々の工事発注に向け最終調整へと進めている。工期は約2ヵ年程度を見込んでおり、早ければ22年12月までに完了する可能性もあるとのこと。発注単位は、単年度ずつの分離発注ではなく、一括発注となる模様。概算工事費は約4億円程度を見込んでいる。
 主な工事内容は、管理棟増築は南側ガーデン内にS造2階建、延約800平方bの増築工事を行い、本館2階と渡り廊下で接続する。内部改修は、約500平方b程度を予定し、更衣室・ロッカーや総務課・保育所等を移動・配置していく。
 同市土田町1379番地にある同センターは、敷地4万7471平方b内に、RC造5階建、延3万3874平方bの施設を6年(平成18年)に建設。建設から10年以上経過し、院内職員及び委託業者スタッフ、患者受入数等が増加し、既存施設での運用が厳しくなってきたことから今回増築及び内部改修を決定。特に、本館棟2階の管理部門が手狭で、これまでも医師の増加に伴い医師控室(医局)の分室を設ける等内部での移動や簡易改修を行ってきたが、今後、臨床研修医の受け入れや専門研修プログラムによる他病院との交流等が活発になる見込みから、来年度から工事着手し、これらに対応していく。
 なお、設計は内藤建築事務所(京都市左京区)に選定済み。3月31日までに業務を完了させる。

提供:滋賀産業新聞