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鹿児島建設新聞
2021/01/19

【鹿児島】和泊町、総合交流アリーナ基本構想プロポ/九州経済研究所を選定

 和泊町の(仮称)総合交流アリーナの建設は、基本構想・計画策定にかかる公募型プロポーザルを実施し、受託候補者に九州経済研究所を選定した。プロポには3社から参加表明があり、全てが今月上旬に実施されたプレゼンテーションに進んだもよう。3月26日の期限で契約締結後は、繰り越しが承認され次第、6月30日に延長して業務を進める方針。21年度に基本・実施設計に入り、22年度から2カ年での整備を予定している。
 アリーナ建設は、同町が20年3月に策定した第6次総合振興計画に基づいた事業で、スポーツや文化の拠点だけでなく、教育・生涯学習施設、防災施設としての活用を想定。事業推進協議会の初会合では、アリーナを「競技場を観客席が取り囲むように配置した施設」と暫定的に定義した。 
 基本構想・計画では、複数ある整備候補地を3カ所程度に絞り、施設の規模や機能を検討する見通し。順調に進めば、21年度に基本・実施設計に入り、22年度から2カ年で整備し、24年度の供用開始を目指す。
 参加表明があったのは、九州経済研究所のほか、オデッセイ オブ イスカ、環境デザイン研究所。受託候補者に選定された九州経済研究所の得点は、1452・5点(1800点満点)で、各委員の評価点の合計が基準点(60%)を上回り、各委員の評価点の合計が最高得点を獲得した。

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