各務原市は、前渡地区の木曽川周辺でPark−PFI(P−PFI)制度を活用した公園の整備を計画している。早ければ2021年度中に事業者の公募を始める考えだ。現在公募内容を整理するため、整備事業についてのマーケットサウンディングを行っており、20年度内にその内容をまとめる。
整備対象となっているのは前渡西町地内の各務原浄水センター西側の国有地で約2f。周辺のサイクリングロードの拠点となる施設を目指し、公募対象公園施設として飲食店と売店、温浴施設、特定公園施設として多目的トイレや駐車場、サイクリングステーション、園路、広場などの整備を想定している。
対象地周辺には各務原大橋から河川環境楽園を通り愛知県にわたって川添いを周遊できるサイクリングコースが既に整備されている。市は、各務原大橋から整備対象地までのコースの整備も予定しており、新たな施設はこれらのサイクリングロードの拠点を目指す。
P−PFIの導入に際して、市で先行して行われている学びの森整備を参考に、公募から施設完成までの期間の目安を3年間としており、21年度に公募を行った場合は23年度末の完成を予定している。
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建通新聞社