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建通新聞社四国
2021/01/15

【徳島】吉野川環境整備組合 吉野川浄苑を移転新築へ

 美馬市とつるぎ町でつくる吉野川環境整備組合(管理者・藤田元治美馬市長 美馬市穴吹町三島字小島1301)は、し尿処理場「吉野川浄苑(えん)」の移転新築を計画している。工事は2022年から24年を予定しており、事業費を約29億円と見積もっている。
 老朽化している吉野川浄苑を新たに汚泥再生処理センターとして美馬市穴吹町の下水処理場・穴吹浄化センターに移転新築する。効率的で適正かつ安定したし尿等の処理を行うとともに、発生汚泥等の再資源化を図り循環型社会の形成推進を目指す。
 現施設は鉄筋コンクリート造地下1階地上2階建て延べ1983平方b。処理能力は1日70`g(し尿50`g+浄化槽汚泥20`g)で、処理方式は低希釈二段活性汚泥法処理と高度処理。
 計画しているし尿の処理能力は日量43`gだが、今後詰めていく。順調なら21年度内に基本・実施設計をまとめる他、国道192号からのアクセス道路を整備し、22年半ばごろから施設建設工事に着手する予定。
提供:建通新聞社