坂出市は、民間資金やノウハウを活用して施設を改築、運営する「坂出市学校給食センター整備運営事業」について、SPC(特別目的会社)の坂出スクールランチパートナーズ(善田高志代表)と54億2362万7000円(金利変動、物価変動などに伴う増減額を加算)で契約した。契約期間は2020年12月18日から37年7月31日まで。
設計・建設を22年6月(1年6カ月)までに完了し、開業準備の約2カ月を経て、維持管理・運営を22年8月25日から37年7月31日(15年)まで行う。同事業は、現在使用している学校併設の給食施設、共同調理場の老朽化に伴い、施設を統合してBTO(民設民営)方式で、林田町4285ノ234他(敷地面積約5000平方b)に新しい給食センターを新築する。調理能力は1日4000食。食にかかる情報発信や地産地消の推進、防災機能の導入、環境負荷の低減、コスト縮減なども基本方針に盛り込んでいる。
SPCの構成企業はジーエスエフ(東京都新宿区)、阿波設計事務所(大阪市浪速区)、サカケン(宇多津町)、日本調理機(東京都大田区)、合人社計画研究所(広島市中区)、コーベフーズ(神戸市中央区)。
提供:建通新聞社