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北陸工業新聞社
2021/01/15

【福井】新年度は分水堰準備など/近畿整備局足羽川ダム建設で 

 近畿地方整備局足羽川ダム工事事務所は、21年度から水海川分水堰の建設に向けた準備工事に着手する方針だ。
 同分水堰を建設する予定の場所には、現在、県が管理する番野堰堤が設けられている。まずはその堆積土砂の除去を進め、上流部に貯砂ダムを新設。その後、同堰堤を取壊し、分水堰の整備に取り掛かる。21年度中に、どの段階まで進むかは未定。
 水海川分水堰の規模は、予備設計発注の段階では堰高が約14・3メートル、堰長が約122メートルで、現在は詳細設計を進めているところ(担当 建設技術研究所)。
 なお、足羽川ダム建設事業については、21年度政府予算案に114億6900万円が盛り込まれており、本体工事や水海川導水トンネル、付替道路の整備も引き続き推進する。

hokuriku