トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(中部)
2021/01/06

【岐阜】濃飛横断自動車道中津川工区 2021年度下部工を順次

 岐阜県恵那土木事務所は、濃飛横断自動車道中津川工区の高架部分について、未発注の下部工104基を2021年度から順次発注する考えだ。中津川工区の開通目標は27年度としている。既に下部工の一部工事を20年12月に公告した。21年度からは用地買収を行い、まとまった用地と予算を確保できた箇所から順次発注する。
 また20年度内にも補正予算を確保できれば河川の付け替えなどの関連工事も発注する。
 中津川工区は中津川市駒場地内を起点に中津川市茄子川地内の中央自動車道までの2車線と4車線の地域高規格道路で延長は約5000b。そのうち高架部分は3977bを予定している。下部工の数は全体で115基を想定しており、12月に公告したのはバロー坂本店の東側の11基。
 濃飛横断自動車道は、郡上市から中津川市までをつなぐ延長約80`の地域高規格道路。現在、和良・下呂間の約8・1`が開通しており、八幡〜和良間の約17`と下呂〜中津川間の約50`でルート検討や整備計画の検討を行っている。中津川工区については、リニア中央新幹線が27年度に開通予定となっているため、先行して整備を進める。

提供:建通新聞社