工事は11月発注 先行して解体も実施
南佐久郡川上村は、新庁舎・交流防災センター建設事業の建て替え工事を11月から12月までには発注する予定だ。入札方法は未定。また、新庁舎などが建設された後に旧庁舎などを解体する予定だったが、駐車場の確保が課題として、2021年度に先行して一部施設の解体工事を実施する。
今後は、基本設計を委託しているエーシーエ設計(長野市)に実施設計業務を随意契約で発注し、10月の設完を目指す。
工事は11月から12月に公告し、12月議会の承認を経て着工する。スケジュールは23年3月の完成、5月の連休明けの供用開始を目指す。
計画では、新庁舎と交流防災センターの完成後に旧庁舎と中央公民館を解体する予定だったが、来庁者の駐車場の確保が難しいことから、着工前に一部施設を解体する。12月補正予算には解体設計費110万円を計上した。
同事業は、敷地内の南側の駐車場に併設して建て替えるもの。基本計画では、新庁舎が約1700u、交流防災センターが約890uとし、それぞれ2階建てで、全体で延べ約3000uを見込む。新庁舎は1階に業務機能、2階に議場など。交流防災センターは1階に多目的スペース、2階にホールを設ける。
提供:新建新聞社