全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　九州防衛局熊本防衛支局は、発注予定工事（８日現在）を発表した。本県関係の追加案件は馬毛島基地（仮称）関連工事で、建築８件、土木４件の計12件。入札方式は地域性を持たせる地域ＪＶでの参加可能な案件もある。また、30億円以上の大型工事となる管理用道路等整備その他工事は３月９日の開札に向け手続きを開始したほか、残る案件も12日に公告した。　全体の施設内容は、滑走路２本（メーン２４５０ｍ、横風用１８３０ｍ）や訓練施設、格納庫、港湾施設等の整備を予定。隊員宿舎は種子島本島に建設するほか、アメリカ軍の空母艦載機着陸訓練にも使用することを想定している。　
　現状は、周辺海域での海上ボーリング調査に着手済み。調査内容は海上機械ボーリング37カ所で期間は５月31日まで。内容は、水深が０〜26ｍで掘削深さが10数ｍ。同時に最大５カ所で行う。　
　発注予定工事をみると、建築は仮設建物で約６８０�u１件、約７４０�u１件、約８７０�u６件の計８件を予定。工事規模は３億円以上５億円未満が３件、１億円以上３億円未満が５件で工期は24カ月を見込む。　
　土木では維持管理に使用する外周道路で、第１弾となる管理用道路等整備その他工事は砕石敷約１万３０００ｍを予定。その１が約４０００ｍ、その２は約４０００ｍ、その３では約２０００ｍを計画し、３件とも工事規模は１億円以上３億円未満。業務は、土木、建築および設備監理業務１件となっている。　

■本省会計課発注　
　３件の検討業務公告　
　施設整備に係る検討業務３件は、防衛省大臣官房会計課から公募型プロポーザル方式により発注する。参加表明書は１月22日、技術提案書は２月18日まで受け付け、３月８日の開札を予定している。　
　業務内容は、その３が飛行場・飛行場関連施設等のほか、通信設備・航空保安施設等を検討・調査。その４は港湾施設・飛行場関連施設と通信設備、その５では管理用道路等の土木を対象に進める。