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北陸工業新聞社
2021/01/13

【石川】実貫通、40人が万歳三唱/羽咋BP2期のトンネル661m/県土木部発注

 石川県土木部が発注し、一般国道415号羽咋バイパスの2期区間中で整備が進む「(仮称)羽咋トンネル」は12日、実貫通を迎えた。
 2工区側の貫通点付近(1、2工区境)では、県や工事関係者ら約40人が見守る中、平田浩一県中能登土木総合事務所長による掘削開始との発声で、真柄・石田・小倉特定JVの掘削機が岩盤を掘り進め、1工区側から光が差し込んだ。貫通を確認後、全員で万歳三唱し、平田所長は「湧水対策など非常に難しい作業もあったが、無事に乗り越えての貫通は皆さんの努力の賜物。仕上げ工事も無事に進めてほしい」とあいさつし、施工者を代表して真柄建設の真柄卓司取締役社長が「近隣住民はトンネル開通を心待ちにしており、今後の工事も安全に細心の注意を払い、品質の良いものを届けたい」と述べた。
 羽咋トンネル1、2工区は昨年4月に起工。場所は羽咋市中川町〜宇土野町で全長661メートル。工期は7月30日まで。

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