県庁で12日、仕事始め式が行われ、平井伸治知事は「令和3年を克服の元年としたい」と訓示し、全国に緊急事態宣言が広がろうとしている中、新型コロナウイルスに打ち勝つ年にするよう職員に呼び掛けた。
新型コロナ感染症拡大防止のため、県庁講堂には例年の6分の1に当たる職員50人が集結。平井知事は「ウイルスは手ごわく、現場に寄り添って速やかに対策を講じなくてはならない」と訴え、長きにわたる“覚悟”を求めた。
また「必ずや克服して経済や社会を続けさせ、発展させなければならない」と強調。その上で「県民を守るために最前線に立ちはだかってこそ、安心と安全を作り出すことができる」と述べた。
日刊建設工業新聞