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滋賀産業新聞
2021/01/08

【滋賀】大津市企業局 真野浄水場の躯体耐震診断など

 大津市企業局は、真野浄水場の基本設計及び躯体耐震診断業務を予定しており、早ければ近く受注希望型競争入札でコンサルタント業務を発注する。委託期間8ヵ月をメドに診断内容を取りまとめ、工事内容や時期も含めてコンサルのなかで決定していく考え。
 真野浄水場の耐震化事業は、工事施工時に処理能力が給水量に対し最大約1万4000立方b/日程度不足することから、各処理設備の浄水処理能力を十分把握したうえで、不足水量を補填するための手法を検討し、安定給水が可能となる整備計画を策定。なお、新系列の建設、傾斜板設置による処理能力の向上、給水区域の見直し等により、経済性、安全性、運用面等を総合的に判断し比較検討を行う。
 また、21年度から低区配水池の耐震化を2ヵ年で行い、22年度に電気設備の改良など進めていき、薬品沈殿池耐震化時の片系統運用時に不足水量の補填が必要となるため、安定給水が可能となる整備計画の策定と更新改良計画の見直しを行う。コンサルはエフウォーターマネジメント(大津市)が担当。
 同浄水場は、大津市真野4丁目25―34に位置し、施設は浄水能力4万5000/日、薬品沈殿池RC造54・3b×6・4b×4・5b〜5b×2連×2池、急速ろ過池RC造9・5b×6・35b×5・5b×6池、フロック形成池RC造10・9b×13・3b×3・5b(3b)×2池、急速攪拌池RC造3・3b×3・3b×4・3b×1池、日平均給水量2万7900立方b/日、日最大給水量3万1400立方b/日―となっている。

提供:滋賀産業新聞