全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　加賀市は５日、「（仮称）山代温泉広場整備事業」の民間事業者を募集するにあたり、公募設置等指針を公表した。Ｐａｒｋ―ＰＦＩ事業となり、応募登録は今月１８日から２月４日まで都市計画課で受け付ける。
　主な参加資格は、法人または法人のグループ（共同事業体は代表団体を決める必要がある）。応募者のうち１社は一級建築士事務所の登録を受けており、類似施設の設計実績を有する、建設業務を行う者は加賀市内に主たる営業所を有し、造園工事の登録をしている―など。選定等委員会の委員長は高山純一金沢大学名誉教授。
　同事業は山代温泉の廃業旅館「旧松籟荘」跡地において、地域住民や観光客の休憩場所のほか、温泉地の活性化に寄与する公園施設を整備するもの。敷地面積は約３０００平方メートル。隣接地はテクノロジーを中心とする企業の誘致スペースとする。市が負担する費用の上限額は１億６２０万円（消費税など含む）。
　今後のスケジュールでは１５日に事前説明会（申込必要）、３月１２日まで公募設置等計画を受け付けて同１９日にプレゼンテーションを実施予定。同下旬にも事業者を選定したい考えだ。