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滋賀産業新聞
2021/01/06

【滋賀】県湖東土木 宮下橋等の橋梁補修

 県湖東土木事務所は、劣化がみられる多賀町の橋梁「宮下橋」について、適切な維持管理を行う目的で補修設計を先ごろ委託した。同様の損傷・劣化がみられる他5橋、耐震性能が不足する2橋の計8橋梁について20年度(令和2年度)詳細設計を進めており、21年度(令和3年度)は、これら8橋および設計が完了している橋梁の中で、予算規模に応じて優先度の高い橋梁から、年度前半にも補修工事を発注し着工、補修を進めていきたい考えだ。
 先ごろ補修設計を委託した多賀永源寺線「宮下橋」(多賀町萱原)は、1962年に架橋された橋長27b、幅4・6b(有効幅員4b)の橋梁。上部工は5径間単純鋼桁、下部工は逆T式橋台2基・壁式橋脚4基で構成。
 過年度に実施した補修設計において橋台部のコンクリート強度低下が確認されたため、下部工(橋台・橋脚含む)について詳細調査を追加で実施し、主に下部工補修設計を行うとともに、過年度の設計成果の照査を行い、橋梁全体の補修設計を取りまとめる。補修設計は日建技術コンサルタントが担当。
 なお、今年度の詳細設計の対象となっている補修設計を行う6橋は、「犬上橋」「芹橋」「上宇曽川橋」「中川原橋」「宮下橋」および未公告の1橋、耐震補強設計を行うのは、「南青柳橋」「福寿橋」の2橋。

提供:滋賀産業新聞