熊本県内の主な公共発注機関の次期競争参加資格審査(建設工事、コンサルタント)申請概要がまとまった。本紙が調査したもので、市町村は2021・22年度を資格の有効期間とする定期受付が中心となっている。熊本市の「建設工事」は、今回から資格の有効期間を3カ年度に変更する。
熊本県は、経営事項審査時受付を除く「県内建設業者」が21・22年度の定期受付。「県外建設業者」と「測量・建設コンサルタント等」は、隔年制の追加(21年度分)で、新規申請者か業種を追加する者が対象となる。
市町村は定期受付が中心。和水町、玉東町、菊陽町、芦北町の「県外建設業者」と「コンサルタント」は21年度の追加受付となる。3カ年度資格の宇土市は、前回20・21・22年度の定期受付を行ったため、今回は追加受付。
熊本市は、「建設工事」の申請を3年に一度とし、資格有効期間が21・22・23年度の定期受付を実施する。「測量・建設コンサルタント」等については、従来どおり2年に一度の申請で、有効期間は21・22年度となる。
また、例年ならば21・22年度の定期受付だった山鹿市が、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から現資格の有効期間を1年延長予定。このため、定期受付は行わず、新規申請者等について追加受付を実施する。
提出方法では、菊池市と美里町がインターネットによる申請を始める。1月に申請用WEBサイトをHPに公開する。
一部事務組合は、調査した20機関のうち13機関が定期受付。菊池環境保全組合と上益城消防組合は、資格の有効期間が2カ年の受付を毎年実施しており、今回の有効期間は21・22年度となる。
国の主要官公庁は、21・22年度の資格審査申請をインターネット一元受付で申請を始めている。
申請概要は、各発注機関のHPで確認できる。
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