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　敦賀市の渕上隆信市長は４日、市役所で今年初となる記者会見を行った。新型コロナウイルスが及ぼした影響や経済の失速を振り返り、「医療用マスクや備品供給など様々な対策を打ち出したが、ここまで長引くと想定した上での策ではなかった。長期化時の対応を改めて見直し施策を練りたい」などと年頭所感を述べた。
　東京オリンピック・パラリンピックを控え、県内唯一のスケート場（ニューサンピア敦賀アイスアリーナ）を有する同市は、ホストタウン交流事業の一環で、プロフィギアスケーターの村上佳奈子氏を招いたスケート教室を開催すると公表した。２月１３日に市内在住の小中高生を対象とした初級・中級クラスで講義を行い、オリンピックに向けた機運醸成を図る。
　１月１０日にプラザ萬象で予定される成人式については、２週間前からの健康確認を行った上での参加とし、参加者の席配置や連絡先など把握できる状態にした。
　そのほか、敦賀消防団出所式、不妊治療費補助金の内容拡充について事業発表を行った。