新庄村は、新庁舎建設に伴う実施設計を公募型指名競争入札で選定すると発表した。参加申請の受け付けは1月13日まで。
参加資格を設定した上で参加者を募り、その応募者の中から指名選考する方式。指名は15日に通知し、入札は21日に行う。
参加資格として県内に本店または支店、2010年4月以降に受託した1000平方b以上の同種または類似業務の実績−などを求めている。設計期間は2021年3月31日まで。
新庁舎の規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ1210平方b、建築面積は714平方b。執務空間はオープンフロア形式を採用する他、待合ホールスペースにはディスプレイなどの情報装置を配し、エレベーターも設置する。雨水貯留施設を地下埋設するなど災害時の拠点となる機能も充実させる方針。駐車スペースは一般車用ほか51台。建設地は新庄村2008ノ1で敷地面積は4718平方b。概算建設工事費は約7億円(税込、備品費や旧庁舎解体費を除く)。ホームページで公開している整備基本計画には実施設計費2970万円、造成工事費2000万円、事後の現庁舎解体工事費4000万円などを盛り込んでいる。建築の発注は2021年8月ごろになる見通し。基本設計は佐川旭建築研究所(東京都港区)が担当した。
「提供:建通新聞社」