美濃市は、現在設計が進んでいる学校給食センターの工事費を2021年度当初予算に計上することが分かった。12月議会定例会での山口育男議員の「令和3年度予算編成方針について」という一般質問に対し武藤鉄弘市長が答弁した。
市は21年度当初予算は、リーマンショックに匹敵すると見られる新型コロナウイルス流行による税収減少などを受け、原則新規事業は行わず既存事業についても精査を進めるとの方針を示した。一方、学校給食センターの移転新築工事については予算化するとした。
新学校給食センターの移転先は前野751ノ1他の岐阜県産業技術センター紙業部跡地の一部。想定規模は平屋一部2階建て延べ約1500平方b。建設工事の設計は司設計(岐阜市)が、設備工事の設計は岐阜アイホー調理機(岐阜市)がそれぞれ担当している。
21年度早々に工事を発注する予定だが、確認申請や議会承認が必要なことから時期はずれる可能性がある。また入札方法も現在検討中となっている。完成は22年度中を予定している。
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建通新聞社