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　関市の２０２１年度当初予算に一般会計要求額は、３９９億１８５０万円となった。市民球場改修12億７９６２万円などが含まれている。この他、特別事業会計で１８８億２１８６万円、水道事業会計で31億１９００万円、下水道事業会計で54億４４０４万円、全て合わせて６１８億５９３７万円を要求する。
　建設関連の主な要求額を見ると、市長公室は、消防施設整備に８６７９万円、防災備蓄倉庫整備に３４５４万円を要求する。
　協働推進部は、市民球場改修に12億７９６２万円、わかくさ・プラザ学習情報館の管理運営（指定管理者委託料や工事請負費）に６億０８０２万円、文化会館整備運営（大ホール改修など）に２億５９１７万円、弥勒寺史跡公園整備に４５９１万円を要求する。
　健康福祉部は、公立保育所改修に７０６３万円を要求する。
　産業経済部は、県単林道改良に５０００万円、森林整備事業に４８０３万円、林道保全に２９９５万円、農業施設災害復旧に７５０万円、林業施設災害復旧に７００万円を要求する。
　基盤整備部は、土地区画整理関係で平賀第一土地区画整理に１０００万円、平賀第二土地区画整理に６４９６万円、平賀天神社地区土地区画整理に５００万円を要求する。
　道路橋梁関係では、道路維持に２億８６９０万円、橋梁維持に２億５１００万円、社会資本整備総合交付金事業に１億４１００万円、交通安全施設整備に１億３０８０万円、生活関連道路整備に１億０８００万円、道路緊急修繕に８０００万円、道路新設改良に６８００万円、板取地域での中電関連道路新設改良に６０００万円、道路防災に４８２０万円、除雪対策に３３７３万円を要求する。
　この他、土木施設災害復旧に１億２１６５万円、河川維持（草刈りや浚渫）に５９７２万円、排水路整備に３５７１万円、急傾斜地崩壊対策に２１００万円、アジサイロード整備に９５０万円を要求する。
　教育委員会は、小学校施設改修に８８２８万円、中学校施設改修に３４１９万円を要求する。
　予算編成では、財政課が予算編成方針、財政状況の説明と室部局ごとの一般財源枠を提示した後、各室部局長が各課から提出された概算要求案の内容を確認、審査する。その後、各室部局が概算要求案をとりまとめて予算見積書を財政課に提出する。財政課がそれを審査し、最終的に決定する。

提供：建通新聞社