新潟県生コンクリート品質管理監査会議(議長・丸山久一長岡技術科学大学名誉教授)が15日、新潟市中央区の新潟東映ホテルで開かれた。20年度品質管理監査の実施結果を審議、77工場78プラントの適合を承認した。
冒頭、新潟県生コンクリート工業組合の三友泰彦理事長が「新型コロナウイルスがいつ収束するのか、今後どのような形で取り組めばいいのかなどを考えながら、私共はあくまでも生コンクリートの品質をしっかり維持し、お客様に安心してご利用頂ける生コンの製造販売を続けたい」とあいさつ。丸山議長は「新型コロナウイルスの感染症対策を図りながら、しっかりした製品を作って社会インフラの整備に貢献するためにも本日の会議でしっかり内容を確認したい」と語った。
会議は学識経験者、国および県などの行政関係者のほか、生産者側委員として新潟県生コンクリート工業組合の役員らが参加。品質管理監査および特定調査結果の審議のほか、77工場(78プラント)を対象に適合判定基準を満たしているかを確認。クリアした工場には合格証を発行するとともに、全国生コンクリート品質管理監査会議に対して◯敵マーク使用承認を申請する。