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建通新聞社(中部)
2020/12/15

【愛知】ルートイン 瀬戸市ホテル施工者は一般競争

 ルートインジャパン(東京都品川区大井1ノ35ノ3)は、12月10日に瀬戸市役所で行われた「中心市街地へのホテル誘致事業に係る協定書の締結式」で、瀬戸市の伊藤保コ市長と永山泰樹社長が協定書に署名し締結した=写真=。245室のホテル計画を公表。時期は未定だが、施工者は一般競争入札で募集することを明らかにした。
 建設の規模は、鉄筋コンクリート造14階建て延べ6429平方bで、施設内に大浴場とレストランを設ける。駐車場は15台分を整備。場所はパルティせとから瀬戸川を挟んで南東に位置する瀬戸市西蔵所町1ノ7他の敷地面積1789平方b。2023年10月までの開業を目指す。
 永山社長は整備のスケジュールについて、「コロナ禍で事業計画が変更されており先が見えない中での整備になるが、できる限り早く進めていく。開業が早まることは十分ある」とした。
 まちづくりのパートナーとしては、周辺の観光施設や飲食店との協働、地元とアイデアを出し合った中心市街地の活性化や地域防災のシンボルタワーとしての役割、全国のホテルネットワークを活用した瀬戸市のPRなどを上げた。
 ルートイングループは全国500店舗(各都道府県で20店舗)の出店計画を進めており、コロナ禍の影響は認めつつも今後10年以内の達成を目指す。愛知県ではルートインブランドで12店舗、ルートイングランティアブランドで2店舗展開しており、非公表とするが県内での次期出店計画があると話す。

提供:建通新聞社