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日刊建設工業新聞
2020/12/08

【鳥取】9月豪雨土木施設被害/12カ所に復旧費3.7億円決定/国道482号に1.6億円など

9月豪雨被害を対象にした「令和2年発生災害第3次査定」が4日まで実施され、国道482号(鳥取市佐治町尾際)など12カ所の復旧費3億7600万円が決定した。早ければ年明けから復旧着手する。
 9月25〜27日にかけて県東部と中部は局所的な大雨に見舞われ、県と鳥取市の公共土木施設に被害が発生した。
 県技術企画課のまとめによると、主なカ所は鳥取市佐治町尾際の国道482号に復旧費1億6200万円が決定。佐治川の河道内にう回路を整備した上で、大型ブロック積み580平方b、根固めブロック(6d)102個を設置して復旧する。
 また、佐治川合流部の同所北谷川は、復旧費3400万円で土砂撤去590立方bほかコンクリートブロック積み242平方b、根固めブロック(4d)16個を施工。北谷川上流部は3500万円で土砂撤去4000立方b、コンクリートブロック積み74平方bを整備する。
 そのほか三朝町中津の主要地方道三朝中線は路肩復旧に2100万円、鳥取市河原町北村の県道杣小屋曳田線は3800万円、鳥取市所管の同市河原町北村の曳田川は復旧費3700万円が決まった。
 査定概要は次の通り。
※県施設9カ所3億2200万円
▼河川5カ所9500万円▼砂防1カ所520万円▼道路3カ所2億2200万円
※鳥取市施設3カ所5300万円
▼河川2カ所4000万円▼道路1カ所1300万円

日刊建設工業新聞