黒部市は12月補正予算案で、旧市役所黒部庁舎跡地で計画する「(仮称)くろべ市民交流センター」の建設工事費として20・21・22年度の3カ年継続費28億8387万6000円を設定した。
建設規模はRC造4階建て延べ6523平方メートル(建築面積1930平方メートル)で、アルミ建材を活用した外観とし、窓の外側に大小のアルミパイプを二重に配置する。中央に吹き抜けを採用し、施設のエントランスとなる1階には、ラウンジや上階のサテライト企画・展示などの「にぎわいのフロア」、2階は会議室や音楽スタジオ、調理スタジオがある「学びあいのフロア」、3階が児童図書や子育て支援を基本とする「ふれあいのフロア」、4階が図書機能を中心に「知」を深め合う「深めあいのフロア」とする。
実施設計は佐藤総合計画が担当。21・22年度で施設本体を施工し、23年度早期の開業を目指す。