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日刊建設タイムズ社
2020/12/04

【千葉】西平井で浄水施設更新/水道ビジョン案まとまる/おおたかの森配水池建設/流山市

 流山市は、水道事業基本計画(水道ビジョン)案を取りまとめた。2021〜30年度を計画期間とし、40年度までを計画参考期間に位置付けている。基本方針は「市民への安全な水の安定供給をいつまでも」。基本目標に「安心・安全なおいしい水道」「備えある強靭な水道」「未来に持続する健全な水道」を掲げ、実現方策として西平井浄水場次亜注入施設更新、おおたかの森浄水場配水池建設、中央監視システム更新などを挙げている。
 計画案は、主に▽第1章=基本計画策定にあたって▽第2章=概要▽第3章=水道事業の現状と評価▽第4章=基本方針・基本目標と実現方策▽第5章=投資計画と財政収支の見通し――で構成されている。
 「安心・安全なおいしい水道」の実現に向け、西平井浄水場の計画的な施設更新、安定的な井戸取水量の確保、おおたかの森浄水場の配水池の新設、基幹管路建設の推進に取り組む。
 西平井浄水場については、25〜27年度に次亜注入施設の更新を行うこととなっている。具体的には、25年度に建設および浸水対策を実施し、26年度には既存施設を撤去。27年度に場内整備を行う。
 安定的な井戸取水量の確保として、21〜22年度に3井を新設・稼働させるほか、22〜25年度と30年度には6井を更新する。
 おおたかの森浄水場においては、配水池のメンテナンス性を高めるため、既存配水池(有効容量1万500立方メートル)と同じ大きさの配水池を建設する。21年度の検討および基本設計を経て、22年度に実施設計をまとめる。23〜24年度に躯体工事を進めるとともに、24年度には場内配管等工事を実施する。
 基幹管路に関しては、東部浄水場の廃止後、おおたかの森浄水場から西平井浄水場を経由せずに配水するための整備を29年度までに完了させる。
 「備えある強靭な水道」では、渇水対策の充実、施設および設備の計画的な更新、配水管の計画的な更新、配水管の耐震化の推進を図る。
 渇水対策として、井戸を有効活用した渇水対策マニュアルを取りまとめる。21年度に検討などに着手し、22年度の策定を目指す。31年度には見直しを行う。
 施設および設備に関しては、配水池、配水ポンプ、電気設備、非常用発電機などについて計画的な更新を進める。
 配水管については、全管路延長に対し、延長ベースで年間2%の更新を目標とする。さらに、配水本管や重要施設などにつながる管路をレベル2地震動耐震適合率100%、それ以外の配水支管をレベル1地震動耐震化率100%にするとともに、地震動により管路が壊れた場合の代替手段を定める。
 「未来に持続する健全な水道」においては、中央監視システムの更新、東部浄水場の廃止などを設定。
 おおたかの森浄水場にある中央監視システムの更新は、23年度検討、24年度設計、25年度工事の計画。最新の技術を取り込み、中央監視室以外からの柔軟な施設の監視・運用をはじめとする、より効率的かつ安全な水運用を目指す。
 東部浄水場は他の浄水場3施設の補助的な位置付けとなっており、前基本計画で、他の浄水場により市全域への配水が可能であることを整理した。そこで同年度完了予定の基幹管路の建設などを進め、29年度以降の適切な時期に、応急給水機能を残して東部浄水場を廃止する。
 そのほか、官民連携や広域連携について積極的に進める必要性は無いが、他の市町から連携を求められた際に、受け入れ条件を検討しておくことが有用とした。

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