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北陸工業新聞社
2020/12/02

【富山】氷見・城端線LRT化を/自民党議員会が知事要望

 自由民主党富山県議会議員会の鹿熊正一会長ら役員は1日、県庁に新田八朗知事を訪ね、県政課題や21年度県予算に対する要望書を提出した。
 鹿熊会長は「市町村支部、各種団体との意見交換、会派での勉強会、現地視察を積み重ね、1838項目の要望をまとめた。知事の公約、政策集とすり合わせて、県民の声を凝縮した要望をにじませた、新田カラーの予算編成となるよう期待している」とあいさつ。これに対し、新田知事は「新しい予算の中で、コロナ対策と社会経済活動の両立に主眼を置いていく。ウィズコロナ、アフターコロナ時代を見据えた富山県の産業、経済の新しい発展も盛り込み、夢のある予算にしていきたい」と答えた。
 県政の重要課題についての提言は、コロナ感染症対応や地域経済の活性化など13項目。主な内容として、武道館や高岡テクノドーム別館、新川こども屋内レクリエーション施設の着実な整備、テーマパークの誘致、公共施設の長寿命化、警察署や交番・駐在所、警察官待機宿舎の建替整備、メタンハイドレートの利活用、高校再編対象校の跡地利用などを盛り込んだ。地域公共交通ネットワークの強化では、氷見線・城端線のLRT化を挙げた。
 21年度予算に対する重点要望は15項目。

hokuriku