松山市は、市駅前広場の再整備に伴う基本設計などの委託先をパシフィックコンサルタンツ・小野寺康都市設計事務所・ナグモデザイン事務所設計共同企業体(JV)に決定した。交通形態の転換を実空間で試行し、得られる課題や意見などを基に分析・評価を行うとともに、整備構想を反映した基本設計を行う。公募型プロポーザル方式で選定した。履行期間は2022年2月下旬まで。場所は湊町5他。
市駅前は、電車やバス、タクシーの乗降場所や一般車両の交通などさまざまな交通機関が混在しているため、交通機能の結節点としての機能強化と効率化を図るとともに、市民の交流広場として再整備するため、市が整備構想を18年9月に発表していた。21年度までに基本設計や社会実験を行い、22年度に詳細設計、23年度の完成を目指す。区域は1万3000平方bで全て市有地。概算事業費は20億円前後が見込まれている。
提供:建通新聞社