徳島県は県建設センター5階に「ASP・CCUS導入サポートセンター」を開設し業務を開始した。
建設業キャリアアップシステム(CCUS)の導入や工事情報共有システムであるアプリケーション・サービス・プロバイダー(ASP)の活用といったICT化による非接触型業務を推進するため、県内建設企業向けに期間限定で導入サポートセンターを設置したもの。
CCUSの登録機関として認定されており、県建設業協会と建設業振興基金が運営主体となって申請登録業務を代行する。当日は、開設初日にも関わらず、徳島市内の建設企業が早速訪れ、職員2人が対応し、企業および従業員の登録を行っていた=写真。
開設に立ち会った県建設管理課の神原聡課長は「CCUSは建設業が将来にわたって担い手を確保できるよう、能力、経験に応じた処遇を受けられるようにするための大変重要な取組と考えている。サポートセンターでは、実際の申請登録手続きを代行してもらえる。国は2023年度の完全実施を目指しており、この機会にぜひ登録をお願いしたい」と呼び掛けている。
サポートセンターの開設期間は21年2月9日まで。業務時間は午前9時〜午後5時。申請登録対応は予約制となっている。窓口はASP・CCUS導入サポートセンター 電話088(623)1280。
提供:建通新聞社