公立大学法人大阪は、新大学のメインキャンパスを含む各学舎の整備に向け、コンストラクションマネジメント(CM)業務の公募型プロポーザルを公示した。参加申請書を12月4日まで、提案書を同月14〜21日に受け付け、25日にプレゼンテーション審査を実施。2021年1月中旬に選定結果を通知する予定だ。
受託者は、学舎の新築・改修工事に向けた設計者や施工者の選定支援などを担当する。業務期間は27年3月31日まで。今回の受託者と単年度ごとに契約する。契約上限額は13億5200万円。
CM業務の対象となるのは森之宮キャンパス(メイン)、杉本キャンパス、阿倍野キャンパス、中百舌鳥キャンパスの4カ所。いずれも新築工事や改修工事を予定しており、21年度以降に設計業務の委託先やDB事業者などを選定する予定だ。
同法人が21年度以降に公募する業務は次の通り。
▽森之宮キャンパス(大阪市城東区森之宮エリア)―新築工事に向けた基本設計、実施設計・施工(DB)事業者選定
▽杉本キャンパス(大阪市住吉区杉本3ノ3ノ138)―新築・改修工事に向けた基本設計、実施設計・施工(DB)事業者選定
▽阿倍野キャンパス(大阪市阿倍野区旭町1ノ4ノ3)―新築・改修工事に向けた基本設計、技術協力事業者選定(ECI)、施工者選定
▽中百舌鳥キャンパス(堺市中区学園町1ノ1)―新築・改修工事に向けた基本設計、実施設計・施工(DB)事業者選定、B16棟新築・撤去・移転に向けた実施設計
提供:建通新聞社